うみらいふ

海好きシングル・アラフィフの悪戦苦闘の日常

仕事ができる人は気付くことができる人

 

仕事のできる人とはどんな人?

仕事ができる人ってどんな人のことを言うのでしょうか?作業ができる人も仕事ができる人と言えますよね。ただ、「あの人は仕事ができる」という表現をする場合は、それだけではないようです。業務ができることはもちろんなのですが、気遣いのできる人であったりするようです。それでは気遣いのできる人とはどういう人のことを言うのでしょうか?

 

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気付く人と気付かない人

世の中には、気付くことのできる人と気付かない人がいます。日常生活の中でも、仕事の場面でも、ちょっとしたことに気付く人っていますよね。

たとえば、食事の席で、人が何かを探しているようなとき、「あ、お醤油を探しているんだな」と、取ってあげるのは気付く人。自分が食べることに夢中で、人の動きを見ていない人は気付きません。

仕事の場面では、職場の方が電話中、「FAX」と言う言葉が聞こえた時に、FAXが届いているかを確認し、届いているFAXを持って行ってあげる人は気付く人。人が話していることなどどうでもいい人は、FAXがピィーとなっても気にしません。

この場合、お醤油を取ってくれた人と、FAXを取ってくれた人は、気遣いのできる人と呼ばれます。

 

おわかりいただけましたか?気遣いのできる人=気付く人とは、周りを見ている人なのです。そして、自分のことだけではなく、人のことを考えている人なのです。

 

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気付かない人は自分のことしか考えていない

人がお醤油を探していても、自分が食べることには関係ないですよね。電話をしているのは自分ではなく人なので、FAXが来ようが自分の仕事には関係ないので、取ってあげない。取ろうとすれば、自分が仕事を中断しなければならなくなりますから、自分の仕事が優先ということです。

でも、考えてみてください。お醤油を探し、食事を中断している人がいて、自分はそのお醤油がどこにあるのかがわかっているのであれば、取ってあげれば、お互いにすぐに食事を進められますよね?

電話中の人が、自分でFAAXを取ろうとすると、電話の相手を待たせることになります。大事な仕事の話を中断することになりますよね?それであれば、自分が取ってきてあげて仕事を中断させない方が、仕事がスムーズにいきませんか?

自分のことだけを考えるのではなく、少しだけ人のことを考えれば、楽しく食事を続けられますし、あそこの会社は対応が良いね、なんて言われたりもします。そこから商談がうまくいって業績アップ、賞与アップなんてことになったりして。ね、どうですか?人のことのようでも、自分のことでもあるのですよ。

 

 

気付かない人の特徴

それでは、気付かない人とはどんな人なのでしょうか?気付かない人の特徴を見てみましょう。

  • 自分のことでいっぱいいっぱいの人
  • 自分のことしか考えていない人
  • 自分に自信がない人
  • ながら作業ができない人

自分のことでいっぱいいっぱいであれば、他のことには気がまわらないでしょう。人のことなどどうでもよければ、周りに気を配ることはないでしょう。

自分に自信がない場合は、自分がしたことを否定されるのが怖くて動けません。動いて否定されるより、動かずにいるほうが安心なのです。

最後のながら作業ができない人。賛否両論があると思いますが、これは、何かをしながら何かをし、どちらも中途半端になることを言っているのではありません。本来すべきことをきちんとしながら、他のこともしているということです。それができない人ということです。

 

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ながら作業ができる人は気付くことができる

それでは、ながら作業ができる人とはどういうことを言うのでしょうか。子供の頃の宿題のやり方を例にあげてご説明しますね。

テレビを消し宿題に集中していた人

テレビを消して、宿題に集中しているわけですから、間違いは少ないでしょう。ただ、自分のことにだけ目を向けていますので、周りの状況は見えません。

テレビを見ながら宿題をしていた人

宿題も間違いだらけ、テレビの内容も覚えていない、これは両方とも中途半端な状態ですからNGですね。

宿題も間違いなくやりとげ、なおかつ、テレビの内容もしっかりと記憶している、これが、ながら作業ができる人です。

宿題が仕事、テレビが周りの状況。これを同時に見ることができるということが、気付くことができる人なのです。

 

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作業ができることが仕事ができるではない

集中して仕事をすることはとても大切な事です。でも、集中することと周りを見ないことはイコールではないと思います。作業に集中するあまり、周りのことを何も見ない人は、ただ、作業ができる人にすぎないのです。

 

気付くことのできる人は動く

自分の仕事だけではなく、周りを見ることができる人は、色々なことに気付きます。気付くが故に、それに対して動くことができるのです。

そうです、動く、ここがポイントなのです。仕事は動かなければ何もならないのです。

思っていたけど・・・、後からしようと思ってた・・・、これらは何も動いていません。動いていないから何もできていないのです。後付けの言い訳にすぎないのです。

 

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動くことのできる人は仕事ができる

周りが見えて、それに対して動くことができる人は、周囲の人から頼りにされています。そして信頼もされるのです。周りの状況に応じて動く力があれば、仕事上の問題点・改善点に目を向けて、解決していくことができます。今、できることは何なのかを考えることができます。

人から信頼されるということは、社内だけでなく、取引先との関係も良好に保てるでしょう。頼られ、信頼される人は気遣いもできています。そんな人はコミュニケーションも上手にとれるはずです。

作業ができることが、仕事ができることではないのです。見て、考え、行動できることが仕事ができるということなのです。

言われたからするではなく、言われそうだからするでもなく、自分で気付き、動くことが大切なのです。

 

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少しだけ周りを見て気付く人になりましょう

もし、自分は気付けていなかったなと感じた方がいらっしゃったら、少しだけ周りを見てみてください。ちょっとしたお手伝いを必要としている人はいませんか?一生懸命仕事をしているとき、少しだけ周りの人の声に耳を傾けてみてください。そうすれば、今、何をしたほうが良いのか、自ずとわかるようになってきます。そうすれば、あなたも気付くことのできる人と言われるようになりますよ。

 

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