会社を訪問するときはドアを開けるのが好印象
閉まっている会社のドア
我が社は、非常に古いオフィスビルに入っておりまして、ドアがとてつもなく重いのです。どれくらい重いのかと言いますと、閉まりかけようとしたドアを片手で押さえると、骨折しそうなくらい重い。もうあきれるほど重いのです。
会社のドアは開ける?
そんな我が社にいらしたお客様。
ドアをノックされるも、開けない・・・
「どうぞ」と言ってみますが、開けない・・・
ドアが厚いので、こちらの声が聞こえないのか、ドアが開くのをじっとお待ちになっているようです。
開けてくれるのを待つ?
しかたなく、仕事の手を止め、立ち上がって外開きのドアを開けます。
「どうぞ、お入りください。」
と、お客様が、そのまま入ってこようとします。
当然ですが、外開きのドアを内側から支えているのは、か弱い私の腕のみです。
私の腕があるので、お客様は入ってこれません。私の腕が、通せんぼのようになっていますから。それでも入ってこようとするお客様。その状態では、私とお客様の距離がものすごく近い、近すぎる。私の腕は、ドアの重さでピクピクしています。
「だから、お前がドアを押さえろよ!」
思わず、心の声が漏れそうになりました。
アルバイトの面接の方などは、会社を訪問することに慣れていないので、仕方のないことなのかもしれません。が、営業などで訪問される社会人の方もそうなのです。
ドアは開ける許可が必要?
ドアを開ける許可がないと開けない、それはすごく当り前のことだと思います。特に個人のお宅では、ドアの中はプライベートな空間ですからね。
でも、会社はどうなのでしょうか?確かに、見られてはいけない書類を広げているかもしれません。内密な話がされているのかもしれません。
ですが、それらは本来、来客からは見えない場所でするものです。
ドアを入ると、呼び鈴を押すカウンターが置いてあったり、内線電話が置いてあったりと、人がいない会社もあります。そういった会社で、ドアをノックし、中から開けてくれるのをじっと待っていると、いつまでたってもドアは開きません。
ドアを開けて名乗って好印象!
マンションなどに入っている会社は別としても、オフィスビルに入っているような会社であれば、ドアをノックし、
「失礼いたします。」と、声をかけ、ドアを開ける。
私は、それでいいと思うのですよ。中に入った後、中の指示に従い、応対に出てくれた方に、自分の名前と、来社目的をきちんと伝える。それが、とても好印象を与えると思います。
おばさんの感覚なのかもしれませんけどね(笑)。