うみらいふ

海好きシングル・アラフィフの悪戦苦闘の日常

能力のない上司は偉そうにする

 

上司と部下の難しい関係

上司と部下の関係って、なかなか難しいものですよね。年下だけど上司、年上だけど部下。勤続年数が短いけど上司、勤続年数が長いけど部下。そんなことになると特にややこしくなります。

 

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年下の上司は威張って見せる

私にも年下の上司がいます。彼は、自分が偉いのだからと必要以上に威張っています。自分に権力があるのだから、自分のいうことを聞けと、辞めてもらってもいいのだと退職をにおわせたこともありました。

でもね、そんな姿はとてもみっともないものなんです。

 

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完璧な人間はいない

完璧な人間など、どこにもいないのです。良いところもあれば悪いところもある、強いところもあれば弱いところもある、それが人間なのです。

自分が偉いと威張って見せても、ミスを一切しないわけではないのです。それどころか、同じミスを繰り返し、笑ってごまかす。その後始末を部下がする。おまけに、彼は、人のミスは必要以上に責め立てます。些細なことでも、自分が気に入らなければ、責めて責めて責め立てる。

そんな上司を誰が尊敬するのでしょうか。そんな上司に人はついていきません。そんな上司を部下は軽蔑しています。

 

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偉ぶるがために悪循環

偉そうにしないといけないから、人に頭を下げることができない。同じミスを繰り返しても、自分のミスとは認められない。他のだれか、他の何かのせいでこうなったのだと、必ず他のせいにしなければならない、部下からは軽蔑される、人から信頼されない、だけど、自分は偉いと威張らなければならない、だから、さらに権力を振りかざし、権力で人を操ろうと偉そうにしなければならない。悪循環なのです。

 

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上司としての能力とは

仕事をしていく上での知識は、長年その仕事をメインでしてきた方のほうが豊富です。実際にその仕事をしている方の知識は、何より現実的で、その仕事の前後の流れも見えているでしょう。

上司としての能力とは、その作業ができることではなく、誰がどの仕事をしていて、部下が仕事がしやすいようにするにはどうすればよいのか、他部門との関わりや、会社にとってプラスになるためにはどうすれば良いのかを考え、行動に移すことでないでしょうか。

 

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自分の感情が先では会社に損失を与える

自分の感情が先になってしまっている上司は、自分を正当化させるために、色々と言い訳をしてきます。正当化するためには、人に迷惑をかけようが、会社に損失を与えようが何でもするのです。

 

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決済の下りた稟議書を、2か月近くほったらかし、他の部からその情報を聞いたこちらが、訊ねて初めて渡してきました。従業員の給与単価に関することでしたので、数百名のデータを変えなければならないのに。給与の支給までに、もう1週間程度しかありませんでした。部下は、対象者を抽出し、全員のデータ変更をしなければなりません。システム上、その作業をするために、1度入力したデータを削除しなければならなかったのです。2度手間、3度手間となりました。

それでも上司は、謝るでもなく、手伝うでもなく、自分とは関係がないという態度でした。

あとで解かったことですが、どうやら、上司は、システム上でその作業をしようと試みた様子でした。ただ、残念ながらうまくいかなかったのでそのままほったらかしていたようです。

このため、部下は残業せざるをえない状況になり、無駄な経費がかかりました。

 

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素直になることが良い上司の近道

素直になることが1番です。人を敬うことが大切なのです。わからなかったら、わからないと素直に認め、人に教えを乞いましょう。すべて自分の都合、自分の感情で考えてはいけません。自分に都合や感情があるように、人にも都合や感情があります。

良かれと思ってというのは、自分の考えを相手に押し付けているだけなのです。大切なのは、相手の気持ちなのです。相手の立場に立って、相手の気持ちを思いやることが本当のやさしさであり、尊敬される上司なのではないでしょうか。

 

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素直にごめんなさいと言いましょう。素直にありがとうと言いましょう。格好つける必要はないのです。自分が特別な存在ではないのです。部下も上司と同じ人間なのです。お互い様、おかげ様、この言葉を胸に刻んでください。

そうすれば、部下から慕われ、会社にとってプラスになる良い上司になれると思いますよ。